古墳を中心に古代について、私生活も含めて語ります


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陵墓参考地の発掘調査現地説明会 

 堺市北区の「御廟山古墳」(陵墓参考地)で墳丘裾護岸改修工事に先立つ発掘調査の現地説明会に行ってきた。昨日28日に新聞で知って翌日の見学であった。JR百舌鳥駅近くの大仙公園広場に集まって整理券をもらって説明時刻を割り当てられての見学だった。1日5,000人までということであったが、整理が手際よく混乱は無かった。

最初の9時15分の組に入って15分の説明を聞いてから出発。
左:説明の堺市文化財課十河さん、中:説明風景
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百舌鳥駅すぐ南にある前方の踏切を渡って現地へ。
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御廟山古墳:全長186m、後円部径約96m、後円部高さ約18.3m、前方部幅約119m、高さ約17.8。これは大正15年測量の地形図によるので、今回の調査で墳丘裾がかなり浸食されていることが分かり(このことが今回の護岸整備工事の発端となっている)、全長200m、後円部径110mにせまると分かった。

今回調査による実測図:見学は周濠の水を抜いたあとに仮橋と見学デッキを作ってあって、前方部北西から墳丘裾に取り付いて、→前方部→前方部南→造り出し→後円部東中央部まで裾をまわって仮橋を渡って終わるルートであった。
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 調査結果では、
① 墳丘裾が周濠の貯水量を多くするために、後世(江戸時代前半)に削られて1段目テラス上に積み上げられていたことが分かり墳丘がもっと広かったことが分かった。
② 各所で1段目テラス上に円筒埴輪や2段目斜面の下端が検出された。
③ 埴輪には円筒埴輪が大部分で直径40㎝程度のものが主体である。
④ 象形埴輪には蓋形、家形、冑形埴輪などがあって造り出し部に集中していた。
⑤ 埴輪の制作技法から5世紀中頃のものと考えられる。
などが分かったという。
今後宮内庁と堺市の詳細報告を楽しみにしてください。

造り出し部前方部寄り。左:1段目斜面、中:円筒埴輪残存部、右:葺石や象形埴輪は裾部に落ち込んでいる
e0080110_22291422.jpg


造り出し部後円部寄り。左:1段目斜面、右:円筒埴輪残存部
e0080110_22295540.jpg


後円部東から
e0080110_22303252.jpg


陵墓参考地の見学会ということで、中に入って見学できるだけ儲けものという気持ちで行ったが、どうして、発掘現場の現説そのものであった。見学デッキも本格的なもので周濠部は堺市の管轄であるが、墳丘は宮内庁のものである。市が主役であったがかなり有意義であった。

<写真はクリックすると拡大します>
by yumeoijyuku | 2008-11-29 22:42 | 現地説明会、講演会